3児の母、夢への階段を上る~ワンオペママでも起業~

20年6月に会社員を卒業。起業を志した3児の母が夢を叶えるための行動を綴るブログ。

作り手のストーリーを語ること

こんにちは。

最近の進展を少しアップデートさせてください。

はじめに、私がいったい何をしようとしているのか、断片的で分からない方も多いと思うので(内省型 笑)、整理させてください。

■事業として行おうとしていること:
・途上国原産品の輸入販売
(輸入決定しているもの:オーガニックドライフルーツ、他食品、アパレルは折衝中)
・ナイジェリア職人とオリジナルバッグつくり

■それに向けて今おこなっている準備:
・サプライヤー探し(現在5社へお問い合わせ中)
・ サプライヤー候補からのサンプル入手、商談(2件)
・決定サプライヤーへの正式発注、マーケティングプラン計画、先方と相談
・製品ごとの輸入条件調べ、問い合わせ(税関、検疫所、保健所等)
・日本発売用パッケージ素材選定、ラベルデザイン作成
・ ウェブサイト、SNS構築(自社 Web サイト 、EC サイト)
やっと Facebook の第1回目投稿しました!フォローいただけると嬉しいです。
https://www.facebook.com/solasisjapan/
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・ナイジェリア職人探し(現在ナイジェリアにいる夫待ち。自分の仕事で忙しく、まだ手をつけてない様子)
・創業助成金申請(今日から受付開始)

おとといのことですが、私が最初に輸入販売しようとしているガーナのオーガニックドライフルーツのサプライヤーとビデオ通話をしました。

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完全無添加なドライマンゴー

そこで言ってもらえた嬉しかったこと。

それは

「日本で私たちのブランドをオープンにしてもらえて光栄だ」
「あなたの日本の正規パートナーにします」

という言葉。

彼の製品は、ヨーロッパへも広く輸出されていますが、

どの企業も、彼の会社を「製造元」としてしか扱っておらず、
「どういった想いで取り組んでいる会社なのか」
ということをフィーチャーしていません。

例えるならば、私たちが着ている洋服。

その多くが、中国やベトナムの工場で作られていますが、私たちはその工場が、どんな工場で、どんな思いで作られているか、というの情報、聞いたことありますか?

彼の会社も、そのような下請けの影武者のような位置づけとなっており、

彼の想いを伝えたいことは、彼のウェブサイト以外、世に出ていません。

でも、話を聞くととても魅力的なストーリーがあるんです。

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彼の創業ストーリーは、今度動画でお伝えします。

彼は、20年前からこの事業を行っており、初めは小規模な農家と一緒に、畑を耕し、果物の栽培方法を教えるところからスタートしたのだそうです。

それは色んな思いがあってのこと。
(それについては、公式 Web サイトで随時アップしていきますね。)

そうした魅力的なストーリーがあるのに、もったいないな。

素直にそう思いました。

そして、それを私が「語り手」のようにお客様へ伝えていくのが役割なんじゃないかな、と思ったんです。

その方が、食べているお客様も、幸せになれるんじゃないか。

先日ドライフルーツのサンプルを手にした時、そう思いました。

アフリカの太陽を浴びて育ち、現地の人が手作業で皮をむき、じっくり乾燥させた果物。

正直、見た目は綺麗じゃないけど、それは色も漂白していないから。

砂糖も加えていない、長持ちさせるための、保存料も酸化防止剤も、何も使ってない。

そうして、素材だけで勝負したドライフルーツが、アフリカから海を渡って日本にやってくる。

その過程を考えながら食べていたら、これだけでもうドラマだな、と感じたんです。

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めっちゃ美味しいパイナップル

彼らは、ただの下請けではなく、少なからず生産者であるガーナの農村には、持続的にインパクトを与えている。

だから、私は「数あるうちの、1つのドライフルーツ」ではなく、オンリーワンな製品として日本の人に広めたいなと思いました。

その方が、果物たちも、食べてくださる人達も、作ってる人達も、提供している私達だって、みんな幸せになれると思いませんか?

彼も、自分たちの思いが製品に乗せ、たくさんの人に伝えられることがとても嬉しかったようで、 無名な私を「日本の正式な窓口」と認定してくれました。

そして、「あなたの情熱とモチベーションがあれば必ず成功します」と言ってくれました。

輸入品の中には、サプライヤーの名前を明かしていないものが多くあります。

それは、サプライヤー名を公表すると、大手企業や他社が、そのサプライヤーへ直接取引交渉をしてしまうのを恐れてのケースが多いです。特にこうした食品は。

わかります、だって、競合が増えてしまうから。

でも、小さなサプライヤーであれば、キーマンとの信頼関係次第じゃないか、と私は思います。

そのサプライヤーに「日本の窓口は●●さんだから、必ずそこを通して欲しい」と言ってもらえるよう、信頼関係を築くことの方が大切なんじゃないかな。と思いました。

私のような無名な人は尚更です。
そうじゃないと戦えないから。

そんなことを、彼から気づかせてもらいました。

ということで(笑)。

このドライフルーツは、今週中に正式な発注を出し、小ロット輸入してテスト販売を始める予定です。

今パッケージ、ラベルデザイン等仕上げてるので、10月下旬頃から発送できるかな。

詳しくは、公式ホームページ
www.solasisjapan.com
へアップしますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。

ここまで散々ストーリーについて書きましたが、私がこのドライフルーツをこの会社から輸入しようと思ったのは、味が本当に美味しいからなんですよ。

本当ね、美味しいの。

果物をただ乾燥するだけでこんなに美味しくなるのか!!と驚きました。

完全無添加なので、子ども達のおやつにもちょうどいいし、忙しい朝、夕飯までの小腹が空いて機嫌悪いお子さんへもピッタリです。

我が家の2歳次男は、1人で独占して食べてました。 ^^

早く皆さんにも食べて欲しい!

その日に向けて準備進めてますので、楽しみにしていてくださいね☆