【子どもに読ませたい本 4選】スポーツコーチ編 その3
こんばんは。
今日でお仕事終わりの方は、1週間お疲れ様でした。
勝手にシリーズ化しています、子どもに読ませたい本シリーズ。
シンクロ、野球&サッカーに続きまして、
今日は何のスポーツのコーチ、監督でしょう?
今日は、、、、、競泳です。
競泳のコーチといえば、この方。
見抜く力―夢を叶えるコーチング (幻冬舎新書)
競泳日本代表コーチである、平井コーチです。
北島康介選手を発掘したコーチといえば皆さんおわかりではないでしょうか。
この本は、平井コーチ自身がどのように水泳と出会い、
そしてコーチを目指し、そして北島選手の可能性を見抜き、
それに賭け、世界チャンピオンへと育てていったのか、
ということが、とてもわかりやすい文体で書かれています。
私は、北島選手は昔からカリスマ性があって、大会でも優勝常連者なのだと思っていたのですが、
その才能を見出したのはこの平井コーチであり、北島選手に賭けたことで周囲から反対をされたという話もかかれてあります。
平井コーチが言うコーチは、
「教える」
という上からの存在ではなく、
選手が成長する上での「道具」として働けばいい、とおっしゃっています。
「俺を利用して伸びていけ」という姿勢で、あくまでも選手の主体性を尊重し、それを引き出し、伸ばしていくというスタイルが、
世界のトップ選手を数多く育てたキーなのだろうと思いました。
これは、親である私たちが子どもと向き合う姿勢に通じるものがありますよね。
どちらからというと、この本は親御さん向けかもしれませんが、
子ども達にはこの本を読んで、
こうして親をはじめとする周りの大人の言われるように生きていくのではなく、
大人の力を借りて自分の目標へ引き上げてもらう、
大人から沢山吸収し、自分で目標を設定し伸びていく、
という人生の切り開き方を学んで取り入れて欲しいなと思います。
また久々に読みたくなったので、今日はスキマ時間に以前メモした部分を中心に、再読してみたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。