【子どもに読ませたい本 4選】スポーツコーチ編 その4
子どもに読ませたい本シリーズ。
今日が最終回、
最後に紹介したいのはこちら。
4. 強くなりたいきみへ! ラグビー元日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズのメッセージ (世の中への扉)
これは、元ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏による著です。
記憶に新しい2015年のラグビーW杯で、今まで勝てなかった日本が
優勝候補である南アフリカに歴史的勝利をしたあの試合。
五郎丸選手のポーズが話題となりましたね。あの時に日本を率いていたのがこのエディー・ジョーンズさんです。
この本で、ジョーンズ氏はこどもたちへ向け、夢を持つことの大切さ、強い心と身体をつくるために大切なことをはじめ、
これから未来を生きていく子ども達へ、
自分の長所を知り伸ばすこと、生きる力を持つこと、
夢を追いかけることの大切さを伝えています。
子供向けに書かれた本なので、漢字にはルビがふってあり文体語りかけるように柔らかいので、読書が苦手な大人でも自然に読めます。
イメージがしやすくなるように、この本の目次を以下に抜粋します。
はじめに みんなも“強く”なれる!
第1章 めざせ頂上! 日本代表、勝利への道! ~五郎丸、リーチ、田中、廣瀬が強くなった理由~
第2章 日本の強さを、世界がみとめた! ~奇跡の南アフリカ戦~
第3章 「勝つ」ことしか頭にない、わたしのラグビー人生
第4章 きみたちは、みんな可能性を秘めている!
第5章 強い身体と心をつくる8つの作戦
第6章 未来に向かって、強く生きよう!
おわりに わたしがきみに期待したいこと
今まで、ジョーンズ氏がどんな人物かわかりませんでしたが、
この本を通し、日系人のお母様を持つ日本ルーツをお持ちの方で、
いわゆる少数派であるハーフとしてオーストラリアで生まれ育ったというおいたち、
身体が小さかったジョーンズ氏が、それをハンデとせず強みに変えてラグビーに取り組んだ日々等も含めた彼の人柄に触れることができました。
そして、ごくごく一般的な家庭で育った彼が、
どうラグビーと向き合い、自分と向き合い、
日本代表コーチになり、負け癖がつき自信を失くした選手達をどう開花させていったのか。
自分の子ども達もこの本が読めるようになったら、
是非ジョーンズ氏から生きる力をつけるヒントを学んで欲しいなと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。