追われない家事
今の私の最大の課題。
それは、
主体性を持って生きること。
受け身の生き方をしている、という意味ではありませんが、
やることが多過ぎて、それに振り回されている気がするんです。
自分の管理下におけていない。
小さい子どもが3人いれば当たり前なんだと思いますが、
それを言い訳に毎日余裕なく過ごしすぎているのではないか、
と感じるんです。
そこで、主体性を持って日々の家事に取り組んでみました。
例えば、洗濯物。
洗濯は、
洗う→干す→取り込む→畳む→しまう、
という長い行程を経て完成する、
家事の中で1-2位を争う面倒な家事ではないでしょうか。
家族の分だけ洗濯物があり、
無くなることはありません。
これにかかる時間を私なりに測ってみたところ、
・洗う:
洗濯機がやるのでカウントしませんが45分程度
・干す:
量によるけど、大人1人、子ども3人分で所要時間5-10分
・取り込む:
2分
・畳む:
5-10分
・家族それぞれの保管場所へしまう:
5分
人力の部分だけでも1日約30分は洗濯に費やしている計算になります。
これはかなりの時間です。
1ヶ月(30日)で900分、つまり15時間。
1年365日で182.5時間、つまり約7-8日間ぶっと寝ずに洗濯に費やしている計算に。
乾燥機を使えばもっと時短できますが、
置く場所がないので、
マニュアルで洗濯作業をするしかなさそうです。
これだけだと、洗濯物に追われている感から抜け出せません。
しかし、これを主体的に取り組むと考えると、
各工程で時間短縮への工夫ができます。
例えば、
洗濯機に入れるとき。
ネットに入れて洗濯物を仕分け、
と同時に絡まり防止をすることで、
洗濯機から取り出す手間を省けます。
干す時は、人の順番にハンガーを並べて干すと、
取り込んで畳む時に人別に分けるのが楽になります。
洗濯物をピッチから外す際は、
両手を使い複数同時に外していくと早く外せます。
一気に全部外してから畳むのか、
1個ずつ外す毎に畳むのか、
どちらが楽かは自分で検証できます。
畳む時も、
小さいものから畳むのか、
大きいものから畳むのか、
畳まないのか、
どれが自分が楽で早くできるのか、工夫ができます。
しまう時も、
あった場所に戻す、というのは勿論ですが、
その作業であっちこっち移動するのを最小限にする収納場所の工夫をしたり、
と、改善余地はあるはずです。
我が家は、風呂上がりに着るパジャマと下着の収納場所を、
バスタオル等がある脱衣場に移動しました。
こうして、主体的、能動的に取り組もうと思えば、
色々とやれることがあるという発見がありました。
会社での仕事はこういう「改善」ができるのに、
家事となるとそういう頭が回らない。
だから、仕事中の方が
「コントロールできている」
と感じ疲れないのかもしれません。
一方で、家事に関しては、
スーパーマリオのように迫る敵と都度戦っている感じというか、
追われ、埋もれて、主体性が発揮できないのかな、
と思います。
その上でも、機械に頼れるところは機械に任せて、
家事もコントロールしていくと、
心ももっと楽になるんだと思います。
家事のAI化、
電気圧力鍋1台と食洗機だけでもかなり楽になったので、
日々改善できるところを見つけて、
もっと楽にしていきたいです。