【子どもに読ませたい本 4選】スポーツコーチ編 その2
こんばんは。
4回にわたって紹介している、こどもに読ませたい本4選。
前回は井村雅代さんの本を紹介しました。
www.reachout-3s.com
シンクロの世界で生きてきた女性コーチから学んだ次は、
野球とサッカーの大御所2名によるこの著。
人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)
これは、言わずと知れた野球界のレジェンドである王貞治さんと、
サッカー南アフリカW杯で指揮をとった、”岡ちゃん”こと岡田武史 元監督が、
未来を生きる若者たちへ向けたアドバイスをまとめた書です。
2人方の対談形式なので、とても文体が読みやすい上、これから社会人になっていく中高生(小学生も?)へ向けたものということもあり、
文字も大きく読みやすいです。
そして、各章毎に重要ポイントのまとめが3点ぐらいずつ載っているので、
時間のない人はそこから大筋をつかみ、もっと読みたいところは本文へ戻って読む、
という読み方をしてもたっぷり味わえる1冊だと思います。
≪アマゾンの内容紹介より抜粋≫
悔しさこそがバネだった。日本一のプレッシャーと闘った二人の揺るぎない信念!!野球とサッカーで日本を代表する二人は困難をいかに乗り越えてきたのか。
プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏に共通する信念を紹介。最初から何もかもがうまくいく人なんていない。失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなくなったり……。
「成長のためには怒りや悔しさを抑えるな」
「人生は『3歩進んで2歩下がる』の繰り返し」
「選択に迷ったら難しいほうを選べ」
「小さいことに手を抜くと運が逃げる」
「欠点には目をつぶり長所を伸ばせ」等々、
プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、
共通する信念があった。実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、
人生の「試練」の意味を問う。
お二人とも、監督として日本代表監督という重圧を乗り越え結果を出した方です。
その裏には、確固たる信念、哲学、孤独があり、
それを経験した方々が今若者達へ伝えたいことは何なのか。
この価格でこの2人の対談を読めるのは安いと思います。
子どもだけではなく、育児や仕事にも通じる考え方も述べられているので一読の価値ありです。