ラグビーワールドカップを終えて
終わってしまいましたね、ラグビーワールドカップ。
南アフリカの優勝おめでとうございます!!
こんなに日本でラグビーが盛り上がったのは、史上初めてじゃないでしょうか。
私もルールがいまいちわからないのですが、今回のワールドカップは日本の健闘といい、感情的に引き付けられるものがありました。
決勝後の南アのキャプテン コリシ選手のインタビュー。
彼の謙虚な言葉から考えさせられるものがありました。
彼はインタビューで、下記について話していました。
・祖国南アフリカの人々への感謝
・多くの問題を抱えている国の現実
・このラグビーワールドカップでの優勝が国に与えられる意味
南アフリカは多民族、多人種が暮らす「虹の国」と言われていますが、一方で貧富の格差が大きいことで有名です。
(イーロン・マスクも南ア出身だったかと思います。)
治安の悪さも有名な話で、この何年かは現地に住む外国人が襲われ、殺され続けているというのも現実です。
私の義理の弟、つまり主人の弟も、南アフリカで結婚し、現地で女性向けの雑貨店を営んでいました。
しかし、昨年近所に住むナイジェリア人がこぞって襲われ殺害される事態が発生。
急遽ナイジェリア帰らざるを得なくなりました。
そんな不安定な状態が続く南アフリカ。
今回のラグビーワールドカップでの南アフリカ代表選手の気迫激しいタックルは他の国を圧倒するものがありました。
その陰には、国民的に希望や勇気を与え、
多民族、多人種が混ざった一つのチームでも、このように団結した素晴らしい力を出せる、世界一を取れるということを結果で証明したかった
という並々ならぬ使命感があったのだと思います。
それは、視覚的に訴えるものが大きく、一つの国として戦うという代表スポーツ選手の役割だとチームで認識していたからではないでしょうか。
自分たちの置かれている立場を利用し、最大限何を与えられるのか?
この問いは、スポーツに限らず、自分の人生においても言えることです。
自分だからできることは何か?
例えば、今の私に置き換えると、
「起業したい、でもお金がないし時間もない。
でも、このまま勤め人を続けて年齢だけ重ねていく人生はいやだ、、、。」
でも、こんな私だからこそ提供できる価値とはなんだろう?
同じような悩みを持つ人に与えられる勇気かな?
とか考えてみる。
それには想像力が必要だし、やりたいことを具体的にしていかないと、その想像もできない。
きっと南アフリカ代表選手たちは優勝するイメージを鮮明に描いていたんだろう。
映画『インビクタス』みたいに。
あなただからできることは何ですか?