独学でTOEIC930点をとる方法
今日は私が英語を猛勉強するきっかけになった出来事について書かせていただきます。
私の質問箱にこのような質問を頂きました。
「長期留学なしにどのようにTOEICのスコアを伸ばしたのか?」
「留学経験があったのか?」
というご質問です。
この質問は、身近な人達からもよく聞かれます
「どうしてそんなに英語が話せるの?」
「どうやって勉強をしたの?」
恐縮してしまいますが、私の事例が参考になれば☺
まず、私が英語を話せるようになったきっかけとなる出来事についてです。
それは大学生の春休みに1ヶ月半オーストラリアへ語学留学に行ったことです。
私にとってはそれが人生初めての海外。
現地の語学学校に通いました。
そこで私が徹底して行ったことがあります。
それが
☑️英語漬けの環境を作る、
☑️日本語を一切話さない
ということでした。
現地には日本人も数多く来ており、
その多くが日本人同士でグループを作っていました。
そして彼ら彼女らがそこで話していたものは、英語ではなく日本語でした。
日本語ばかり話していると、当然のことながら、他の国から来ている人達や現地の人は、彼ら彼女らを遠ざけ始めます。
それでは、海外に来ている意味は何もありません。
クラスも日本人は同じレベルの人が多く、クラス内でも日本語で喋っていました。
それが嫌だったので、私は徹底して日本人とも英語で話すようにしていました。
英語を流暢に話せるヨーロッパや南米からの人達は、
自分の母国語をほとんど喋っていませんでした。
私もそれを真似し、徹底して日本語をしゃべりませんでした。
それにより膨大な英語のインプット、
そして英語のアウトプットが1ヶ月間で
可能になったのです。
その結果、私は1ヶ月の間に英語のクラスが一番上のアドバンスのクラスまで上がることができました。
アドバンスのクラスの学生達を見ていても
とにかく英語を話し続ける、
細かい文法等の間違いは気にしない
ということが共通して見てとれました。
そこから私も英語をとにかく話すということを徹底し、
口で慣らしてから間違えてしまった文法も正しいもので何度も言ってみる、
ということをしました。
英語の発音も、真似を恥ずかしがっていては上達しません。
そのため恥ずかしくても自分がネイティブになりきったように、
堂々と真似をしてみる。
そうするとだんだん自分の話し方はよりネイティブに近づきます。
恥ずかしいのは最初だけで、それが普通になってしまえば英語を話すときの自分はそれが普通になっていきます。
私は、このようにして英語の大量のインプットアウトプットできる環境を
日本に帰ってきてからも作るように心がけました。
それについては以前ブログにも書いていますので、こちらの記事を御確認ください。
TOEICのスコアについては、正直これといって勉強をしていないので
参考になりそうな勉強法を具体的にお伝えすることはできませんが、
☑️大量のインプットアウトプットをし続けたこと
☑️TOEICの過去問を2年分程繰り返し解いた
ということが挙げられます。
TOEICはとにかく時間との戦いです。
終わらなければ意味がありません。
その為、
☑️ナチュラルスピードで英語を聴き、瞬時に理解する力
☑️あらゆるタイプの英文に慣れ読み解く力
☑️長時間集中し続ける力
が必要になります。
その為、マラソンのように体力とペース配分が大切です。
その為、日頃から英語を聞く読むということは勿論、
過去問を本番と同じ時間内で解く練習をしました。
特に最後の長文読解は、終わらないこともあるので、
予め問題数を制限時間で割り、
1問辺りの制限時間を決めておきます。
そして、それに沿って問題を解いていくスピードを調整していきます。
このペース配分がわからずに闇雲に解いていくと、
時間が足りなくなってしまいます。
このペースで問題を解く練習を過去問を使って繰り返し行った、
というのが私のTOEIC勉強方法です。
私が使った公式問題集はこちら。
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公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1
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そうはいってもTOEICについて個人的な意見ですが、
TOEIC高得点を取るということは、
英語力を上げるということとは等しくないと思っています。
なぜなら、TOEICはただのテストであって、
リアルなコミュニケーション能力を測るものとは異なるからです。
リアルなコミュニケーション能力というのは、
つまりは、読み書き聞く話すのバランスの取れた能力です。
それと同時に、自分自身の見解意見を持つことも大切です。
いくら英語の語彙力があったところで、
自分の言いたい意見自体がない人は発信ができません。
そのため、いかに高度な文法や語彙力を語彙を使って
英文を発信するかではなく、
何を発信するかということがとても大切です。
いくら英語の単語やイディオムをたくさん覚えていても、
自分の意見自体がないとそれは何の意味もありません。
そのためビジネスにおいても日常においても、
自分の意見を持つということが大切で、
それを英語というツールを使って相手に伝えられるというのが
本当の意味での英語力ではないかと思っています。
そのために、相手の意見を聞き取れるというリスニング力も
同時に必要となりますなりますし
自分の意見を言う上での情報収集として、新聞や本からの情報収集力、
つまり読解力読む力というものも必要になってきます。
そして、それを発信するためのスピーキング、ライティングの力という
スキルが必要となります。
つまりは、英語はそれを円滑に行う上での手段です。
テストで高得点を取るためのものではありません。
英語を学ぶ目的は何なのかをはっきりさせるということが大切です。
TOEICで高得点を取ることが目標ではありません。
その先に何があるかというのを考えながら勉強をされてみることを
おすすめいたします。
一緒に楽しんで英語を勉強していきましょう!
また質問等あれば質問箱、Twitter、はてなブックマークで
いただけると幸いです。