子どもたちはあなたのモノではない。
おはようございます。
昨晩はちょっとした事件がありました。
兄妹喧嘩が23時まで続き、そのまま寝落ちしてしまった私。
寝ぼけた長女が長男を夜中に蹴り始め、2時半に目が覚めた私は、
洗濯機に入ったままの洗濯物を干していました。
すると、外から
「ギャーーー!!!ギャーギャーギャーギャー!!!!!!!」
と物凄い叫び声?泣き声?が。
20分経っても続き、その声がどんどん大きくなるので異変を感じ、110番へ電話をしました。
もし誰かが虐待を受けていたり、暴力を振るわれてる声だったら大変だと思って・・・・。
そして、通報から20分後ぐらいに警察署から電話が。
幸い、事件ではなく、男性が奇声をあげながら歩いているだけだったとのことです。でも、夜中3時に一人で・・・・・。何もなく幸いでした。
しかし、通報から駆けつけて報告の電話まで20分あるかないかの対応。
日本の警察官は勤勉かつスピーディーですね!感謝です。
さて。また前置きが長くなりました、ここからが本題です。
今日は長男が行っている(昨年は骨折2回したため現在休会中)サッカースクールのコーチから、
とても勉強になる言葉をシェアいただいたので、ここで共有させていただきます。
これは、デンマークのサッカー協会が掲げている指導方針の10ヶ条です。
画像が小さいかもしれませんので、以下本文に記載します。
デンマークサッカー協会少年指導10ヶ条
- 子どもたちは、あなたのモノではない。
- 子どもたちはサッカーに夢中だ。
- 子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
- 子どもたちから求められることはあっても、あなたから求めてはいけない。
- あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
- アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない。
- 子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
- コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
- コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
- コーチは子どもを教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは、子どもたち自身だ。
これは、親、教師、コーチ、監督、子どもたちと関わる大人たち全てに共通している心得だと、私は思います。
そして、これがデンマークのサッカー協会が掲げていることでわかるように、この考えに国は関係ありません。
子どもは自分の所有物ではなく、子どもは自分とは別な1人の人間として尊重する。
その考えは万国共通で、親は子どもに素材を与えるだけで、
それでどんな料理を作るか考え、実際に作るのは子ども自身なのだ、
ということを教えてくれる言葉ですね。
もうすぐ復帰予定のサッカースクールのコーチがこうした考えの方でよかったです。
家庭、学校、習い事と、子どもが大人たちに触れる機会がどんどん多くなってきて、
子どもたちもやりたいこと、やりたくないこと、と色々と経験している日々ですが、
全ては社会で自力で生きていくための練習なのだと認識してもらい、
心に柔軟性、強さのある大人に育っていってくれたら嬉しいな。